2023.11.01
水産振興条例PT県外視察①
本日から2日間、議発条例である水産振興条例PT(プロジェクトチーム)の県外視察で兵庫県と三重県です。
視察1日目は、兵庫県庁を訪れ、環境条例の改正内容についてお聞きしました。
水産振興条例なのになぜ?
と思わえれる方もいるかもしれませんが、
現在、海中にある、栄養塩類(窒素、リン等)が減っているため、プランクトンが大幅に減少し、
海中の状況に多大な影響を与えています。
これにより何が起こったのかというと、藻場が無くなる磯焼けがあらゆる場所で発生し、魚の稚魚が減少、
それを捕食する大中小それぞれの魚種の減少が発生。
そして栄養の少ない海げはノリ養殖においても育ちが悪い色付きが悪いなど品質の低下により漁業者に深刻なダメージが発生しています。
兵庫県では全国初の海への排水で、環境基準に下限を定めた条例を策定されておりその取り組み等について話をお聞きしました。
これまでは綺麗であればあるほど良いとされてきた認識を改めて、
栄養のある豊かな海を、未来に継続して残していくための施策が求められています。