2023.01.14

レポート:委員会県外視察

1/11~13の三日間
環境保健福祉委員会の県外視察で、関東方面へ行きました。
栃木、茨城、神奈川、埼玉の4県を訪れましたが、私にとってはどの県も今回が初めて。
●初日は早朝に愛南町を出発して移動時間7時間かかてようやく到着した
茨城県東海村の日本原子力発電㈱東海第二発電所。
「使用済み核燃料の乾式貯蔵について」視察しました。
日本初の大型原子力発電所として1973年に着工し、1978年に営業開始され、
運転・定期検査時の作業性向上やコンピューターを用いた放射線管理システムの導入など安全性や信頼性の向上が図られています。沸騰水型原子力発電としては総発電電力量は日本最大でしたが、使用済み燃料プール容量が小さい為、新たな貯蔵施設として、2001年に「乾式キャスク貯蔵施設」が建設され、貯蔵容量は2,250体から3,714体に増強されました。
なお2011年の東日本大震災以降、新規性基準対応工事中の為に現在は休止中。
四国電力㈱伊方発電所にて建設中である使用済み核燃料の乾式貯蔵施設の先行事例調査を目的に視察を致しました。
●二日目午前は栃木県子ども総合科学館にて「子ども総合科学館の概要について」視察。
当館は、21世紀を担う子どもたちの科学する心や態度を培い、心豊かで創造性に富んだ社会人として成長することを願って、1988年に栃木県子ども総合科学館条例により設置され、現在は“公益社団法人とちぎ未来づくり財団”が指定管理者となり運営されています。法令上の位置付けとして、博物館法上の「博物館類似施設」及び、児童館福祉法に基づく「児童厚生施設(大型児童館)」の2つの機能を併せ持ち、令和3年度の来園者数が全国1位(40万人)であるなど、科学及び科学技術の普及啓発施設としての機能と、健全な遊びを通して心身ともに健全な子どもの育成を図るための児童厚生施設として、高い人気を誇っています。
遊びを通じ色々な体験をしながら学べるとても良い施設でした。
愛南町にある紫電改の施設も改築に向け動いている中で、ヒントになる良い学びになりました。
●二日目午後は、神奈川県庁にて、「ねんりんピックかながわ2022の開催状況について」視察。

全国健康福祉祭(愛称:ねんりんピック)は、スポーツや文化種目の交流大会を始め、健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ、主に60歳以上の高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚等を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため、1988年から厚生労働省・愛媛県・(一財)長寿社会開発センター主催、スポーツ庁共催の下で毎年開催されています。昨年(第34回)はコロナ禍の中、神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市等の主催で初開催(11/12~15・62万人・R4予算15.7億円)されました。
大会開催による経済効果はおよそ100億円。
今年、愛媛県で開催される予定の大会テーマ「ねんりんを 重ねた愛顔 伊予に咲く」の下、今年の“えひめ愛顔のねんりんピック2023の成功に向と機運醸成に向けとても参考になりました。
●最終日三日目は、埼玉県庁にて、「埼玉県における脱酸素社会に向けた取組みについて」視察。
埼玉県では、脱酸素社会(カーボンニュートラル)の実現を目指した取組が積極的に推進されており、事業者、県民向けの支援策や制度を「埼玉カーボンニュートラルポータルサイト」としてまとめています。その中から主に3施策について調査を行いました。
①埼玉県民あんしん共同太陽光発電事業補助制度:公益的施設に太陽光発電設備及び蓄電システムを設置し、災害時に発電された電力を地域住民へ提供する事業に対する支援。
②埼玉県環境みらい資金融資の制度:地球温暖化対策や公害防止対策の為の、中小企業向けの制度融資。今年度の新規貸付枠は、温室効果ガス排出削減対策枠と公害防止対策枠の合計で7億5000万円。
③彩の国埼玉環境大賞:他の模範となる優れた環境保全の取組等を行う個人、県民団体及び事業者を表彰。
最後の視察では、埼玉県のカーボンニュートラル社会に向けた事業者・県民への具体的な取組み等について視察調査を致しました。
先進県の取り組みを参考に
愛媛県の地球温暖化対策や脱炭素社会の実現等、達成させるため参考になりました。
※以下、視察中の様子(写真)
魚
みかん

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