2021.06.10
真珠母貝養殖業者を視察
「まだ6月で水温も上がっていないのに稚貝が多くしにだしよる」
今年こそへい死は発生しないで欲しい。と願っていた矢先の連絡。
大変残念でしたが、
母貝養殖屋さんから連絡をいただき、
早速、由良半島の網代から順に、様子を見させて頂きに行きました。
大きく育った母貝の死には見られず、やはり稚貝のみのへい死。
これまで強く品質も良いとされてきた、
海洋センターや関係者各位の尽力で生産された、
耐性貝や耐性ハーフではこの海域で育てることは不可能なのだろうか。
愛媛県の母貝生産量は全国シェア7割をも占めています。
このままでは、愛媛県のみならず全国の真珠産業が疲弊し成り立たなくなる可能性があります。
より強い稚貝の生産と、生産者の稚貝購入補助など、
急場をしのぐ施策がとられるように取り組んでまいります。