県議会常任委員会県内視察①
私が所属する環境保健福祉委員会と、総務企画委員会の2委員会合同で県内視察を行いました。
初日は、総務企画委員会の所管の視察で、
今治市の大三島にある、サイクリスト向け総合施設「WAKKA」を訪れ、取り組みをお聞きしました。
この「WAKKA」は、民間会社で、しまなみ海道に訪れるサイクリストを主な対象にして、
カフェ、宿泊施設等の運営他、サイクル(海上)タクシーやインバウンド向けツアーにも対応するサイクリング総合施設で、
国内外から観光客を呼ぶ込むビジネスプランコンテスト「EGFアワード2018-2019」において最優秀賞を獲得しています。
正面入り口。リゾートホテルみたいでとてもキレイです。
とても素晴らしいロケーションです。
カフェが併設されており、ここで、休憩したり、コーヒーを飲んだりできます。
もちろん室内もあり、ここで意見交換をしました。
最大宿泊者数は36名で、現在は予約で埋まっているとのこと。
また雇用では、15名も雇っており、地元の方が7割、残りが移住者とのことで、
地元雇用にも貢献されていることが分かりました。
宿泊客・利用者は国内だけでなく、海外からも多く来られており、特にサイクリングが活発なユーロ系の国の方が多く利用をされているとのこと。
片田舎の島町の施設がこれだけ多くのインバウンドを獲得していることに驚きましたが、
施設を見て回ると理由がすぐにわかりました。
オシャレなコテージが並び、
宿泊できるテントハウスも絶景のロケーションであります。
夜なんかは、橋の明かりを見ながらゆっくりできそうです。
本当に、あれもこれもいいなぁと思いながら視察をしました。
地元愛南町では、宿泊施設の建て替えに対して、NOを唱えている方々がいらっしゃいますが、
やはり、これからさき何十年か先を見据えて、どうすれば地域の為になるのか、をしっかり考えることが重要であることが、
改めて感じられる良い機会になりました。
なにもしなければ右肩下がりにゆるやかに死んでいくだけ。
未来を考え、町づくりを前向きに考えることが大切ですね。