2020.07.12
母貝養殖業の安定生産に向け
本日、真珠母貝養殖業の作業場を視察してきました。
昨年おこったアコヤガイ稚貝の大量へい死から、未だ原因が特定されておらず、不安を抱えたまま今年も養殖をスタートさせております。
三重県の一部ではすでに多くの稚貝が死んでおり、もしかすると昨年と同様に大量へい死が発生するのではないかと危惧しております。
その様な中、愛南においても一部の稚貝が死んでいるのが確認されており、養殖業者さんからはどこもおおよそ1割ほど死んでいるとの声を聞きました。
まだ水温が23°ほどでそこまで上がっていないのに死んでいるのが1割ほど見られるのはとても不気味でこれからの養殖に不安がつのります。
一般質問でも取り上げさせて頂き、6月補正予算で津島下灘の種苗生産施設の改修の予算を組んで頂いたところですが、一刻も早い原因の究明と対策に取り組んでいただく様に注視してまいります。