eスポーツを推進するために
本日は、株式会社マルクさんでeスポーツの取り組みをお聞きしました。
他選挙区の県議や松山市議の有志で参加です。
マルクさんは主に障がい者福祉サービスを提供している会社です。
2019年に障がい者就労支援事業として日本初の東京証券取引所へ上場しております。
また、東証の「鐘」を障がい者が鳴らしたのは東証市場初だったそうです。
今回訪れたのは、就労支援事業所と放課後等デイサービスを行なっている「マルクスコラ」です。
このマルクスコラにおいて、障がい児童のみで構成されたeスポーツチーム「マルクスコラ サイクロンズ」を結成されており、障がい児童によるeスポーツチームは全国で初です。
eスポーツは、年齢や性別、障がいの有無などに関係なく、誰でも誰とでも楽しめるツールとして、国体の文化事業にも採択されるなど、近年急速に発展してきてます。
優勝賞金が数十億円にもなる世界的な大会も多数開催されており、世界でも注目を集めています。
障がいのある子どもたちは、その障がいの特性から
一般的な部活動に取り組むことが困難であることが多数あります。
部活動で得られる経験は人格形成どにも大きな役割を果たし、また仲間と共に取り組んだ時間はかけがえのない財産となる為、eスポーツを通じて障がい児童に部活動体験をさせられる、大変素晴らしい取り組みです。
今回は、陣地を取り合うゲームです。
開始前に戦略など打ち合わせをします。
普段、人と話すのが苦手な子も、チームメイトを応援し、
ゲームをして勝つとハイタッチをしたり、負けると励ましあったり、
一般的な部活動と同じように良い経験が出来ていると思いました。
北野社長の障がい福祉向上への熱い思いと、障がいをお持ちの方一人一人の暮らしを考えた取り組みを聞けて大変有意義な時間を過ごせました。
県としても積極的に推進していくとのことですので、連携して愛南町が主催の大会が出来る様に取り組んでいこうと思います。