2019.07.23
常任委員会県内視察③
昨日に引き続き本日も常任委員会県内視察です。
今日の午前は八幡浜新町商店街振興組合さんの取り組みである、「黒い商店街プロジェクト」による商店街のにぎわい復活についてお話しをお伺いしました。
そもそもなぜ「黒い商店街」なのかというと、
この商店街の隣接地に地元の方々の念願であった温泉施設「八幡浜 黒湯温泉 みなと湯」が出来たのですが、この温泉の湯色がその名の通り黒く、モール泉と呼ばれるもので、泥炭などに由来する腐植物を含むアルカリ性の泉質で中国・四国では初めて出た温泉。
その黒湯にちなんで、付近の商店街などで、
黒いスパゲティ（イカスミ）
黒い饅頭
などの商品をはじめ、これらを商店街全体で取り組んでいこうという取り組みです。
各店舗の黒い商品の発掘や新たな商品開発は現在では80店舗にも及んでおります。
商品紹介買い物マップ「ぶらっくりすと」というユニークなリーフレットもあります。
⬆︎こんなボールペンもあります。
3色ボールペンかと思いきや、3つとも黒で、それぞれ太さが違います。
面白いですね。
⬆︎自動販売機も黒です。
⬆︎シャッターもポストまでも黒です。
どの地方の商店街もシャッター街になっていく中、なんとかしようと若手経営者が主体となり、これまでにないユニークで新しい発想で、ネット通販が主流になりつつある現状で、それを打開すべく、その場に足を運び楽しんでもらえるような素晴らしい取り組みだと実感しました。
やはり、商店街の中でも反対する声もあるみたいですけど、このまま何もしなければ間違いなく無くなっていく。
次世代に繋いでいこうと汗を流す。
頑張る若者を応援します！
