6月定例県議会代表質問
本日6月17日(月)から質問戦が始まりました。
本日は代表質問で、会派の代表者が登壇します。
午前は自民党の渡部浩議員
午後は志士の会の中畑保一議員
です。
【質問概要】
●自民党 渡部浩議員(7項目)
1、西日本豪雨災害について
(1)災害からの復旧・復興の取り組み状況はどうか。また、今後どのように取り組んでいくのか。
(2)検証結果を踏まえ、防災減災対策の充実強化にどのように取り組んでいくのか。
(3)災害を踏まえ、ハードソフト両面からの土砂災害対策にどのように取り組んでいくのか。
2、統一コンセプト「まじめ」の今後の普及・浸透に向けどのように取り組んでいくのか。
3、えひめさんさん物語の実施状況はどうか。また、今後の誘客促進に向けどのように取り組んでいくのか。
4、外国人旅行者の誘客拡大と受け入れ環境の整備に向け、どのように取り組んでいくのか。
5、東京オリ・パラの事前合宿誘致の取り組み状況と今後の予定はどうか。
6、本県における外国人介護人材の受け入れ状況はどうか。また、支援の取り組みを今後どのように進めるのか。
7、今後どのような戦略で、紅プリンセスの生産振興を図っていくのか。
●志士の会 中畑保一議員(6項目)
1、県政運営について
(1)第3期アクションプログラムを今後どのように推進していくのか。
(2)県版まち・ひと・しごと創生総合戦略のこれまでの取り組み状況と今後の方針。
2、防災・減災対策について
(1)肱川の治水対策の状況と今後の取り組みはどうか。
(2)公共土木施設における災害復旧復興工事の進捗状況はどうか。今後どう進めていくのか。
(3)水道施設の耐震化の状況はどうか。今後どう取り組んでいくのか。
3、西日本豪雨で被災した柑橘産地の復旧復興に向け、今後どう取り組むのか。
4、今後どのような姿勢で営業活動を展開していくのか、これまでの活動の総括も含めて問う。
5、県及び市町における子ども医療費助成のこれまでの取り組みと今後の在り方についての考えはどうか。
6、大きな転換点を迎えた松山店西条両市の水問題について、県は調整役から降りることを明らかにしたが、知事の思いはどうか。
以上の代表質問がなされました。
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私も所属している志士の会代表の中畑保一議員の質問の最後に、
自民党愛媛県連の会割れについて私見を述べられました。
印象に残りましたで少しご紹介します。
33歳で県議に初当選をして、これまで37年間の自民党県連所属の議員生活を振り返り、
過去には最大4会派に分かれていたこともあることに触れて、
(以下、発言内容を引用)
「県連は一つであることが望ましいが、実のところ、これまでも分かれたりひっついたりの繰り返しをしている。なぜ、そんな繰り返しが起きるのか、なぜそうなったのか、何が原因なのか、その時、その時の事情を知るものとして、その時代の背景を知らない人ばかりになっていき、そして物事が進んでいくことをある意味、こわいとも感じる。
枝を切りて値を枯らす事に成りはしないかと心配する。これは、自民党が好きだからである。だから、浅い川も深く渡れの心境である。しかし、いらんこと言わんでも後は、野となれ山となれの気持ちでも正直ある。
最後に、老いたる馬は道を忘れず、老婆心ながら申し上げて終わりとします。」
代表質問の最後、質問が終わった後の発言で、
それぞれ自民所属以外の議員の皆様も思うところがあるのではないかと思います。
中畑代表のおっしゃるとおりで、私も会派割れなどあって然るべきことだと思います。
今の状況では、多様性が求められるこれからの時代に沿わない組織体制に感じます。
有権者・県民は、皆が、自民党員ではない。
県民の生活水準、利益向上のためには県議会最大党派の「自民党県連」という組織は視野が狭くあってはならない。
国政政党の下部組織であって、地域の皆様の声を真摯に聞き、国に要望をする。
どの時代にあっても、偉ぶらず、おごらず、県民に誇れる、開かれた組織であるべきだと考えます。
選挙で選ばれた一議員としてそれぞれに責任ある行動・判断が求められている。