四国4県議会議員の議連総会◆松山
本日は、四国4県それぞれの県議会議員が松山に集まり、
・四国観光議員連盟
・四国公共交通議員連盟
・森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟
以上の3つの議連の総会があり、参加してきました。
【四国観光議員連盟 総会】
訪日外国人観光客数は、政府が掲げる令和2年の東京オリンピック・パラリンピック開催年の目標である、4,000万人の実現に向けて着実に増加しており、平成30年には3,119万人と過去最高を記録しました。
また、訪日外国人旅行消費額も、平成30年には過去最高の4兆5,189億円を記録しました。
昨年の豪雨災害や数多くの台風直撃、地震などの一連の自然災害等の影響により、東アジア市場中心に訪日旅行控えがみられる中、観光需要の回復に向けた取り組みや、継続的な訪日旅行プロモーション、好調なクルーズ船需要等が功を奏したものと考えられます。
この四国観光議連は、様々なカテゴリの諸施策を推進し、四国広域観光の推進による四国の活性化を図るため、
「四国は一つ」
との共通の認識のもと、更なる観光振興に向けた取り組みを強化して参ります。
人口減少が各地方の地域で進む中、いかに交流人口を増やすかが重要となります。
他地域の方々と意見交換をし、様々な方法、可能性を模索したいと考えます。
【四国公共交通議員連盟 総会】
四国公共交通議員連盟では、鉄道・バス路線・フェリー航路・航空路などの地域公共交通機関の在り方について、有識者等を招へいして意見交換を行い、活動成果をまとめ、各県が連携し、国をはじめ各県の行政機関に公共交通について提言・要望活動を展開します。
具体的な取り組みとしては、以下の3つ
1、四国における地域公共交通の維持・活性化及び新幹線の導入について、調査研究し、必要に応じて関係機関に提言・要望を行う。
2、人口減少、乗務員の不足、高速道路の延伸及び本州四国連絡高速道路の全国共通料金導入等の影響により厳しい状況にあるバスや鉄道、フェリーなどの公共交通機関への総合的な支援について、国等に対し要望を行う。
3、国土の均衡ある発展、また広域交通の多重性の確保等の観点から、四国における鉄道ネットワークの活性化及び四国の新幹線の整備計画への格上げに向けた調査実施に関する要望活動を行う。
先日も述べたように、道路整備を含め交通機関の充実は重要です。
人体でいうところの動脈です。
血の巡りが悪くなるとその部位が壊死するように、
交通機関の滞りは地方の町も疲弊し衰退の一途です。
こちらもしっかりと、他県と連携を図り取り組みたいと考えます。
【森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟 総会】
森林・林業・木材産業は、森林経営管理法の施行や森林環境税・森林環境譲与税の制度化など、新たな時代の林政改革が行われ、明るい兆しがみられております。
また、局地的な豪雨や山地災害の頻発等を背景に、国土の保全や地球温暖化対策など森林の公益的機能に、森林の整備保全の着実な推進が期待されています。
この林活議連として以下4つの提言が採択されました。
1、森林環境税及び森林経営管理制度の円滑な運用に向けて、市町村の実施体制への支援
1、森林(もり)を活かす都市(まち)の木造・木質化の推進を新たな法制度等の創設
1、林業の成長産業化を実現するため、川上・川中・川下の一体的な対策の推進
1、林野公共事業予算(森林整備事業・治山事業)を確保し、「緑の国土強靭化」を推進
以上、具体的な細かい施策がたくさんありますが、
担い手の減少、きつい・危険な労働環境など、山村における林業の危機的状況からの脱却に向け、生産性や労働安全性の抜本的な向上に資する新技術等を活用したイノベーションも喚起していく必要があります。
なにやら盛りだくさんで疲れましたが、
総会後の懇親会で他県の県議の方々といろいろお話させて頂き大変有意義な時間でした。
あ、
親善ゴルフ大会は断トツのビリでした。笑
皆さんの前で表彰式。。。
「最初は皆そうだから」という多くの方からの優しい言葉が逆に
公開処刑でした笑
ほたる賞としてゴールドキウイ頂きました笑