2019.05.19

児童虐待死をなくすために

本日は松山にて、

第27回「フォーラム21」
「真に子どもを大事にする地域、国をめざして―松山市に児童相談所設置を―」

と題して、講演とパネルディスカッションがあり、拝聴してきました。

 

 

【パネルディスカッション】

・コーディネーター:衆議院議員 塩崎恭久氏
・前 国立成育医療研究センターこころの診療部統括部長 奧山眞紀子氏
・福岡市こども総合相談センターえがお館(児童相談所)所長 藤林武史氏
・松山赤十字病院成育医療センター小児科医 西崎眞理氏

 

以上4名の方です。

まずそれぞれから約15分ずつ講演があり、その後、塩崎代議士のコーディネートでパネルディスカッションが行われました。

 

 

 

 

この会に参加する前から思ってますが、

結論からいうと、児童相談所は必要でしょ。

どう考えても必要でしょ。

 

 

必要ないという理由がわからない。言い分が理解できない。

 

これ以上、何人の小さな命が奪われれば気づくのか。

 

 

松山日赤の小児科医 西崎先生の講演の中で、実際に虐待を受けた子どもの写真のスライドがありました。

 

強い力で噛みつかれ歯形がのこった写真。

太ももの骨が折れた写真。

熱湯をかけられ、火であぶられ、皮膚がただれ広範囲にひどい火傷を負った子供の写真。

 

上記すべて1歳にも満たない子どもの写真でした。

 

逃げることもできず、一方的に傷つけられ続ける。虐待を受け続ける。

 

写真を見たときもそうでしたが、今こうして文章にしていても涙が出そうになります。

 

 

この愛媛県の中核市である松山市にも児童相談所がなく、

以前から多くの市議会議員の方々が何度も一般質問にて取り上げてきており、

これまでまったく前向きな回答は得られて来ておりませんでしたが、

 

今年の松山市議会3月定例会では以下の回答が。

 

・子ども総合相談センター事務所と県児童相談所との連携のさらなる強化を行いつつ、国の支援策の動向を注視して、引き続き調査研究していきたいと考えています。

※平成31年松山市議会第1回定例会会議録 第4号 より抜粋

(菅泰晴議員の質問、西岡英治子ども・子育て担当部長が答弁)

 

・児童相談所事務所や一時保護所の整備等に対する財政支援は、実態に見合っておらず、依然として市の負担は大きいと認識していますので、引き続き要望していきたいと考えています。加えて、専門的人材の確保が特に重要であることから、心理判定員や社会福祉士などの専門職の採用や育成、そのほか一時保護所などの設置場所の確保や国や県との役割の明確化などの課題もあると認識しています。

※平成31年 松山市議会第1回定例会会議録 第6号 より抜粋

(土井田学議員の質問、西岡英治子ども・子育て担当部長)

 

がんばれ中核市、松山市!!

遅くないぞ!今が走り出すときだ!!

 

 

 

本日の講演の中にもありましたが、欧米諸国と同じように、

養子縁組や里親制度が当たり前になる社会になっていくことも重要と考えます。

国民一人一人の意識の問題でもありますが。

 

虐待だけでなく、どうしても育てられない事情がある方もいると思います。

かけがえのない命を、絶やさなくていいように。

子どもを必要として、大切に育ててくれる人もいます。

 

 

2年連続で起きた親による悲惨な児童虐待死事件を二度と繰り返さないように、

子どもの権利を守り、健全な養育環境確保につながる社会体制の構築が求められています。

 

 

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↓内容が重かったので、先日、御荘文化センターで開催されたいけばな展の写真を。↓

 

 

人生の大先輩の主催です。

着物を着ておもてなしをされておりました。

 

お花はいいですね。ほっとしますね。

 

 

↑躍動感あふれる!歌舞伎みたいです

 

 

お花はいいですね

魚
みかん

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