今日の一枚③ 知ってるけど知らない島
御荘湾にポツンとある島。特に気にする事もなく、いつもの風景。
一緒に歩いていた地元の方が、その島を見ながら「大島様も昔は船を走らせてお祭りをしてたのにねぇ」と。
驚きました。
大島様と愛着を持たれて、お祭りまであった事を全く知りませんでした。
その方に色々と尋ねてみましたが、そこまで詳しいことが分からないとのことでしたので少し調べてみました。
【愛南町ホームページより抜粋】↓
御荘湾にある大島は、周囲650m、海抜25m、面積約1.4ヘクタールの小さい島である。
この島には、温帯性及び亜熱帯性植物が自然のままで生い茂り、島全体が一群の照葉樹林を形成しており、植物の種類は約200種にも及ぶ。
スダジイがもっとも多く、アコウ、ホルトノキ、ヤマモガシ、ハマビワ、ミミズバイ、タブノキなどがあり、密林をなしている。樹下にはマツバラン、フウトウカズラなど珍しい植物も存在する。その他、つる性植物にはツタ、サカキカズラ、ムベなどが樹間を縫っている。
南予地方に残された数少ない自然林であり、御荘湾内に美しい景観をそえている。
以上
なんと、文化的なことが何も分かりませんでした。
他の文献からは1957年 に「大島の樹林」として県指定文化財 天然記念物に指定されたとありましたが、どのような祈願をして、どのような神様が奉られていて、どのようなお祭りをしていたか、知る事が出来ませんでした。
ものすごい気になりますが。
時代の移り変わりによって、人知れずなくなっていく文化やコミュニティなど。
それでも美しく残る景観を見ると、想像ですが、昔の賑わいが目に浮かんできて、感慨深いものがあります。
向かって右にある小さい島は、そのまんまの、
小島 と言っていたそうです。