障がい児の未来を考える
障がいのあるお子さんをお育て中の、お母さん方が集まる茶話会にお招きいただきました。
それぞれのお立場での現状や問題点、現場目線での改善案など様々なお話をお聞かせさせて頂きました。
以前から感じていましたが、やはり、この南宇和郡に支援学校がない、ということが色々な問題の根本的な原因であると再認識しました。
宇和特別支援学校に通学するのには、保護者が送迎するか、バスで通うか、寄宿するか、の3点です。
片道1時間30分の移動が毎日あると考えると、世間一般の人でも負担は少なくありません。
緊急の際に、学校側から迎えにきてくれと通知があっても仕事もしているし、すぐには中々動けず、さらに往復となると3時間もの時間を費やすことになります。
支援学校とまで言わず、『分校ででも出来てほしい』、というのは心からの願いだと思います。
中学を卒業後は、県立宇和特別支援学校に行くという、ほぼ一択しかなく、これまで何十年間にもわたって、障がいがある方ご本人はもちろんのこと、ご家族や周りの皆様にも、とてつもない負担を強いてき続けていることに憤りを感じました。
今はまだ、お話を聞かせて頂くことしか出来ませんが、障がいや病気の有無に関わらず子どもも高齢者も、誰もが安心して暮らし続けられる地域社会の創造を目指して、取り組みをさせて頂けるように、邁進して参ります。
貴重なお時間をありがとうございました。