愛宕護神社祭礼⛩
本日は愛宕護神社祭礼があり、家族皆で参拝致しました。
私たち家族が暮らす地域に諏訪神社があり、その中に愛宕護神社があります。
豊作を祈願しているそうですが、元々は火を司る神様を祀っており、大昔に、火災から農作物を除ける、という意味があるそうです。
また一つ勉強させて頂きました。
祭礼後は恒例のおこもりです。
その際に、とても貴重な歌額が見つかったと、興味深い話をお聞きしました。
嘉永2年 長月 朔日(1849年9月1日)に奉納された歌額だそうで、地元南宇和郡の8人の歌人のみで歌が詠まれた、珍しく貴重な歌額です。
そもそもこの歌額は、前々から社の中にあったそうですが、文字も薄くなり見えにくくなっていたこともあり、昔からあるものなので、特段気にされたこともなかったそうです。
昨年、要らない物も多くなってきたので守破離しようという事で、あと少しで燃やしてしまうところ、書に詳しい近所の方がたまたまこの歌額を発見し、寸前の所で焼却されずに済んだそうです。
その後、役場の方に引き取ってもらい調べてもらったところ、上記の珍しい貴重な物だと分かったそうです。
まだまだ、調査段階とのことですが、おそらく町の重要文化財に指定されるだろうとのことでした。
先人達が五穀豊穣を祈り、その当時の暮らしを守り未来に繋ごうという想いがひしひしと伝わってきました。
今を作り上げて頂いた先人に感謝をし、今度は我々がその役目をしっかりと果たしていかなければ、と、気が引き締まりました。
実物は役場に保管されているので、
ややこしいのですが、実物の写真を、写真に収めましたので添付します。